TEL.045-502-4618

予防歯科

写真1

歯科医院は歯が痛くなってから行くものと考えている方は多いと思います。しかし、お口の健康にとって最も良いことは虫歯や歯周病を治す事ではなく、虫歯や歯周病にならない事です。当院では、予防歯科に力を入れ、口腔内のチェックや虫歯・歯周病の検査、定期健診、歯磨きや食生活の指導、唾液や噛み合わせの検査などを行い、患者様と一緒にお口の健康の維持を目指します。

定期健診と残存歯数の関係

定期健診と平均残存歯数

世界に誇る長寿国の日本ですが、世界的に見て予防歯科の意識は低い現状にあります。歯科の先進国である欧米諸国と日本を比較すると、定期健診を受けている人の割合が他国は50%を優に超えているのに対し日本はたったの10%にも達していません。

注目していただきたいのは、80歳での平均残存歯数です。日本人は平均8本に比べ、欧米諸国の人は20本近くの歯が80歳にして残っているのです。グラフを見ると定期健診を受ける人の割合と80歳での平均残存歯数が比例しているのがわかると思います。予防への意識の違いでこんなにも差ができてしまうのです。一生涯自分自身の歯で楽しく食事ができるように、是非とも定期的に歯のメンテナンスを行うことをおすすめ致します。

食生活で虫歯予防

食事と口の中の状態

虫歯の予防には食生活がとても重要です。物を食べたり飲んだりすると口の中が酸性になります。酸性になったお口の中は虫歯菌にとって住みやすい環境になってしまうのです。

ただし、唾液によって酸は中和されますので、規則正しく食事をしていれば口の中が酸性である時間が短くなるので虫歯になる危険性は低くなります。しかし、間食など飲食の回数が増え不規則な食生活になると、唾液による中和が間に合わず、口の中が酸性の危険な状態の時間が長くなってしまいます。とりわけ就寝中は唾液があまり出ませんので、寝る前の食事やおやつは虫歯になる危険性を高めてしまうと言えるでしょう。

このように、食生活は虫歯予防にとても重要です。規則正しい食生活で虫歯のリスクを最低限にとどめましょう。

P.M.T.C

写真2

P.M.T.Cとはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略称です。
毎日すみずみまで歯を磨いているつもりでも、歯ブラシの届きにくいところや食べカスの残りやすいところまではできてしまいます。そこで、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を用いて普段の歯磨きでは取り除くことができない汚れを綺麗に取り除くのがP.M.T.Cです。
ご自宅での歯磨きなどのホームケアと定期的なP.M.T.Cを行うことで、きれいな歯を保ち、虫歯や歯周病を予防することができます。